「デイサービスに行きたい。」

「デイサービスに行きたいのですが」

「うちのお婆ちゃん、デイサービス行ってお風呂入ってほしいのですが。」
今日は、ちょっと辛口な記事です。

ご利用者さんご家族さんが、介護サービスの名前を言って、ケアプランを立ててほしいとおっしゃいます。

お気持ちはわかりますが、ケアマネージャーとしては
「なぜ、デイサービスに行きたいのか。」「なぜ、おうちのお風呂に入れないのか。」
そこを、聞かせてほしいのです。

要介護のご本人にとってどのサービスが、
どの事業所が最適かを一緒に考えていきましょう。

要介護状態または要支援状態が少しでも良くなるまた悪化が防げる
そのために介護保険でサービスをうけていただきます。
維持または回復していくように、ケアプランをつくるのがケアマネージャーのお仕事なのです。

ケアマネージャーはご本人やご家族の要望を一番にはお聞きします。加えて

ご本人の生活のリズムや習慣、ご家族の介護力、経済面でのこと。ご病気、障害の状態。
職業歴、等を聞き取らせていただき、ケアプランを導きだしているのです。(アセスメントといいます。)

さらに医療との連携も配慮しながらサービスを選択しケアプランを立てていきます。

介護保険サービスと言うのは、ご本人が少しでも良くなりご自分で自立した部分が多くなる
と言う見込みのもとにご利用いただくのです。

たとえば、立てなかった方が立つことができる。
次は2歩3歩、歩けてという具合に、少しづつ出来ることがふえていく。
それがご本人の喜びとなり、自信を回復されて、ますますいい方向になるように、と考えます。

 

「楽しい。友達がいる。」だから、いつまでもいつまでも利用を続けたい。

そうですね。この気持ちもわかります。でもそれってどうかな。ほんと、それでいいの。
元気になって自立した生活ができるようになった時はサービスから卒業していただきますよ。

「それじゃぁ自分たちの思うようにしてもらえないじゃないか。保険料を納めているのに不満です。」
そんな、声もあるでしょうね。

介護保険法には元々、ご本人が自分の要介護状態を認識して、
それが悪化しないように回復するように努力する義務があります。

元気になって、不満だなんておかしいことでしょう。

目標を立ててその目標に向かってサービスを利用していただいて
次々と目標をクリアして元気になって卒業していく。

また、疾病が悪くなったり、別の病気が発生したら、
またサービスを利用して支援してもらって治していきましょう。

自分の力で生活出来るようにお助けするために社会保障と言う形で進められている政策なのです。

医療保険と比べて考えるとご理解いただけると思うのですが、
病気が治って元気になっても、病院に行く人はいないでしょう。
同じように自分で思うように生活できるというところまで回復すれば
介護保険を使う必要もないわけですよね。

だから元気になって目標達成して介護保険を利用すると言う状態から卒業していただく。
そのためにケアマネージャーは計画を立てて、皆さんに介護サービスを使っていただくわけです。

いちど病気になって障害が出たらもう元の生活は不可能じゃないか。
そのようにご心配だろうと思いますが、ケアプランが成功するとまた元の生活に戻れる方もいらっしゃいます。

徐々にサービスの量や種類を変更しながら自立した生活を
おうちで地域で続けることができるように、一緒に生活を支えてくれるケアマネージャーさん。

今の、介護の困ったを解決してもらいましょう。
そして、国民側にも、元気になる努力義務があることも意識してくださいね。

老齢になって病気になって、ケガをして、辛いけど、すこしでも元に戻ろうと目標をたてましょう。
気持ちが前向きになるのに時間がかかることもあります。一年二年くよくよすることもありますよ。
支えてもらいましょう。頼りましょう。

ゆっくりでもいいですよ。ケアマネージャーさんは待ってくれますよ。

諦めないでね。自分らしい暮らし方。そして、忘れないでね。
介護保険利用のお約束、元気になって卒業してね。

親の介護、夫の介護、妻の介護
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