幸福は口福

平成31年2月13日、(水曜日)
歯科口腔保健推進講習会に参加してきました。

 

 

なんだか歯科口腔保健って漢字ばっかりで難しそうやなぁ。
退屈やったらどうしようと思いながら参加したのですが。
これがとても良い講習会で本当にためになる情報が満載でした。

 

わが町では南奈良総合医療センターの前身である
県立五條病院の時から、
歯科の先生と医科の先生の
連携が進んでいます。

まず南奈良総合医療センターの
前田先生からお話を伺いました。

 

その後、
歯科医師会の加藤先生に、
この地域での高齢者の口腔について伺いました。

お口と言うのは食べ物が身体に入ってくる入り口です。
しっかり噛んで食べる事はとても大事で認知症予防にもなります。

 

高齢になれば歯槽膿漏や虫歯で歯を失って全部そろっている
ことが難しくなります。

 

80歳で20本の歯を保とう『8020運動』をご存知ですか。
20本歯があれば、なんでも噛んで食べることができるそうです。

 

噛めば健康にいいことがいっぱいあります。
自分の歯がなくなっても、義歯がぴったりあっていれば、
同じ効果があることが実証されているそうです。

 

歳をとることによって身体や心が不活動になってきます。
だんだんできないことがふえて要介護状態!

 

そして車椅子生活ベッドで寝たきり!
そんなイメージが皆さんあると思います。

 

                            南奈良総合医療センター

身体活動の低下を穏やかにして寿命ギリギリまで
元気に過ごすということが理想とされます。

 

ご飯が食べられないと言うことで体が弱ってくる。
体が弱ってくるので、ますます噛む力や消化する力が弱まって
ついには寝たきりになってしまう。これをふせぎましょう。

 

次に、紹介するのは
【フレイル】 【サルコペニア】 【ロコモ】という言葉です。

 

要介護になる前段階の状態を【フレイル】虚弱と言う言葉で表します。
【フレイル】の状態はすこし、こころえて生活すると、
健康な状態に回復できるとされています。

 

 

【フレイル】は、歯がない。ドライマウス等、
お口の環境が悪く、食事が摂れていない。
ことが原因です。

 

ご飯が食べられないことから、噛まずに食べられる
おかゆやパンや麺類など炭水化物にかたより、
たんぱく質やビタミンなどの栄養素が
足りなくなってしまいます。

 

栄養不足で代謝がおちて【サルコペニア】という状態になり、体重のわりに筋肉が少ない
身体になってしまいます。

 

そして、足腰が弱って運動が困難になる。
【ロコモ】という状態になります。

 

『老化の3大悪 カタカナ語』と名付けてみました。
【フレイル】 【サルコペニア】 【ロコモ】
ドミノ倒しのように老化現象が襲いかかってきます。

 

南奈良総合医療センター

 

 

 

また元気に長寿を迎えるには この三つが大事です。
【栄養】【身体活動】【社会生活社会参加】が3つの柱と言われます。

南奈良総合医療センター

  1. しっかり食べる。(タンパク質・バランスよく)お口の管理(定期的な歯科受診)
  2. たっぷり歩く。筋トレがんばる。
  3. お友達とランチ、飲み会 余暇活動、ボランティア

まずは要介護状態の入り口
【フレイル】をさけること。
お口をきれいにすることです。

 

 

噛んで食べることは認知症の予防にもなります。

 

ところが歳をとれば歯がなくなるのが普通だ。
もう入れ歯だから歯磨きはしなくていいだろう。
歯医者に行く時間がない、寝たきりで連れていけない。

 

お口はほっときっぱなしにされて、汚れ放題です。

 

わが町では、入院して
手術前にお口をチェックしたら、ひどい状態の方が多く、
総合病院の院長先生が、歯科医の先生に往診を依頼!!
クリーニングしてお口のばい菌が少ない状態で手術ができるようになりました。

 

 

それからも同じような症例をかさね、術後の肺炎が防げるようになりました。
わが町の歯科医科連携のはじまりだと伺いました。

 

 

介護をしているご家族さんいろいろ大変だと思いますが、
お父さんやお母さんご主人や奥さんのお口の中の状態はどうでしょうか。

 

入れ歯が整い、口の乾燥が改善されて良い状態になると
カリカリと硬いお漬物もたべられるし、
しっかりお肉を噛んでたべられるし、食べることを楽しめるようになります。

 

 

『食べる』は幸せですよね。
大きな楽しみです。お口が整わないと言うことで
大きな楽しみを取り上げてしまっている事は無いでしょうか。

 

加藤先生がお示しになった写真も載せさせていただきます。
汚いお口だった方が歯科治療して
入れ歯を修理するときれいなお口になって
しっかりご飯が食べて、どんどん元気になって
楽しい人生を過ごすことができるようになります。

 

 

加藤歯科提供

                              治療前

                              治療後

肺炎で入院退院の、リスクが減らすことができます。
お年寄りだから!もう歯がないから!入れ歯は虫歯にならない!
それはもう古い考えです。

 

そして私たちも、そのうちお年寄りになります。
今から自分のお口を大事にしましょう。

 

虫歯や歯周病を治療し寿命が来るまで、自分の口でご飯が食べれるようにしましょう。
毎日のお口の手入れは、自分でできる健康管理です。

 

病原菌やウィルス、歯垢の中はばい菌だらけ
口腔ケアは、健康長寿の第一歩です。

 

最後に、南奈良総合医療センターの明石先生が
「死ぬまで、タバコが好きな人、お酒がやめられない人
それぞれに楽しみがありますが、飯を食うというのが嫌な人はいません。みんなが幸せです。
食べることで、みんなが幸せを感じます。」
と閉会になりました。

 

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