社会的複業の勧め(自分らしく生きるために)

医療・介護・福祉

働き方 プレゼンピッチ

 

~社会的複業でジブンが見つかる~

 

5人の「働き方プレゼンター」によるプレゼンテーションイベント!

大阪グランフロント大阪で開催されました。

 

何かと、しんどい仕事とされがちな、医療・介護・福祉の仕事

「新しい働き方」に挑戦する、5人のプレゼンターによるトーク!

 

ケアマネージャーの目線から、

「障がいによる服薬バリアをなくしたい」と

題してプレゼンをしてくださった来山佳奈さんに強く共感しました。
彼女への応援ブログです。

 

聴覚に問題を持つ人は、高齢化の影響もあり、

6人に1人である。

6人に1人は「聞こえない」もしくは、「聞こえにくい」という事実があります。

 

高確率ですね。

総年齢層において6人に1人ですから、私たちが主に関わっている要介護高齢者では

もう、ほぼ全員に「聞こえ」に問題があると思っていて間違いないですね。

 

「聞こえ」の問題は、ほかの人からはわかりにくい障がいです。

目の不自由なかたは、白杖をつかっておられる人が多いし、

外見からの様子でもわかりますが、聴覚障がいの場合は、ほとんど見かけからはわからないです。

 

また、「聞こえ」が不確かでも、雰囲気で返事してくださったりするので

聴こえていないことに、気づいてあげることができず、不便や疎外感を感じさせてしまいます。

 

来山さんは、塩野義製薬株式会社 CSR推進部で「聴覚障がい者当事者」として

「コミュニケーションバリアフリープロジェクト」を立ち上げ当初から関わっておられます。

 

来山さんは、社内でも聴覚障害のために不便を感じたり、情報伝達にもれがあったり

したことで、聴覚障害のある人へのバリアをなくすための活動をされるようになられたと語ります。

始めは、「トラブルってあるの。」「バリアフリー対応は大変!」「前例ない。」など。ご苦労されました。

 

活動がすすむにつれ、しだいに理解や賛同を得られて、聴覚障がい者には、口パク状態だった新年の社長のスピーチ映像に字幕がつくようになり、不便が認知されるようになってきました。業務での困りごとに対して気づいてくれるようになり、一緒に活動してくれる仲間もあらわれました。

 

製薬会社という立場から、医療現場における聴覚障がい者の理解がすすむように医療機関むけの小冊子ができました。

小冊子、こちらからダウンロードできます。

 

医師がマスクをつけた状態でいると、口唇の動きを読み取ることができません。またパソコン画面のほうをむいたままでも同様です。対面でマスクをとってはっきりとした口唇の動きをみせてもらいたい。聴覚障がい者で手話をつかわない人もいます。

聴覚は障がいされ、ほぼ聴こえないのですが、発語はしっかりとできて、聴覚障がい者の特徴的な話し方でない人もいます。そのために「聞こえていない」ことに気づいてもらえない。ちょっと可哀そうな事実!!
ひとくくりに聴覚障がいといっても発症した時期や聴覚機能の障がいをうけている個所の差で、多様です。

それが、いくつかの誤解を生んで、個々人への理解がすすみません。

また、言葉が聞こえないことで、言語への理解が小学生レベルの方もおられるのだということでした。

お薬の説明をうけても、その意味をきちんと理解できているかは確認してあげてほしい。間違えて理解して、【座薬】は「座って飲む薬」と思いこんでいた。というような笑えない笑い話もあるということ。

 

まず、医療関係者から聴覚障がいへの理解を深めてほしいと熱く語られました。

 

ケアマネージャーとして私の取るべきことと思うのは、

聴覚障がい者の声を医療現場や介護現場に少しでもとどけることとおもいます。

 

聴覚がおとろえるのは、高齢化だけでなくて、ストレスなどで突発性難聴を発症し、
壮年期に聴力を失う人や、脳梗塞の後遺症ということもあります。

 

人生の中頃で聴覚に障がいを持った人は、手話や口唇をよむ訓練をうけておられないです。そのため、コミュニケーションに支障がおおく孤独感、疎外感につながります。

 

病院での医師の診察など、命にもかかわる情報まで、的確に伝わらないのであれば不安な気持ちも大きいでしょう。

コミュニケーションについては、聴覚障がい者側だけの問題でしょうか。

【マスクをしたままの会話】や【パソコンのほうを向いての話】など聞き取れない状況や判断できない状態をつくっていないでしょうか。

関わる人の意識を変え、誰でも気持ちよく情報の共有ができる社会にむけて発信していこうと思います。

聴覚障がいについては、次の記事で詳しくお知らせします。
ぜひ、あわせてお読みください。

 

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