近畿ブロック大会 その②

【秋山正子先生の記念講演】
「つながる・ささえる・つくりだす
地域共生社会へ向けて垣根を越えて地域のネットワークづくりを」

 

 

ご講演から、私が学んだこと、思ったことを

まとめてみました。

あくまでも私が学べたことなので、秋山先生には

「ちょっと、違うわよー。」

ということもあるでしょうが、お許しください。

 

 

暮らしの保健室は、秋山先生の訪問看護の活動から、

看取られた家族さんの「交流の場」また「癒しの場」として

新宿区戸山団地内の空き店舗を利用して始まりました。

イギリスにマギーズセンターという施設があり、

がん患者さんが最後を地域で寄り添われながら過ごせる空間だそうです。

庭があり、花が咲き、落ち着いた木製の調度品!

それに感銘をうけられ、東京にも設立したいと尽力されました。

マギーズセンターhttp://www.a-quad.jp/exhibition/073/p09.html

マギーズ東京  https://maggiestokyo.org/ 

 

さてさて

今回の舞台の暮らしの保健室!

2011年より開設され新しい絆づくりに取り組まれておられます。

活動地域は都心部です。高度経済発展の時代に開発され

当時からお住まいの人が多く高齢化率が非常に高いところです。

また、急性期病院は多数ありますが、介護保険施設が少ない地域という

地域特性があります。

地域の住人が、医療機関を受診するまでもないけれど、

ちょっと、体調がおかしい。不安だ。というときに立ち寄って、

相談したり、助言を受けたり気軽にできる寛ぎの場所でもあります。

 

キッチンがあって利用者さんやボランティアさんがみんなで

お昼をつくって食べたり、ワークショップを開いたり

みんな思い思いに過ごすこともできます。

都会のなかの、井戸端会議スペースって言ったらどうでしょうか。

 

もし、自分や家族に介護が必要になって介護保険を使いたいとき

どうしたらいいのか、ご存知ですか。お分かりでしょうか。

これは、必要となる情報なので覚えておいてくださいね。

 

介護保険を利用するためには、自分で請求しないといけないのです。

市役所等に申請します。申請することにより審査され、要介護度が決定されて

そこではじめて介護サービスが利用できるようになります。

【自分】で【申請】するのです。

さあ、【認知症】になって、【一人暮らし】になったら

あなたの介護保険の申請をしてくれる人はいますか。

【家族】が近くに住んでいる。または同居していれば【家族】が

申請してくれるかもしれません。入院中に病院で進められるかも!

なんて、思うくらいですよね。

 

【多職種連携の様子】

 

秋山先生の暮らしの保健室にこられる人たちのなかには、

介護保険の知識もなく困っておいでで、暮らしの保健室が

介護保険につないであげた方もおられます。

丁寧にご本人の相談にのりながら、

公的な援助につなげてくださっています。

 

講演中に映像もみせていただきました。

ある、高齢者のご婦人は、硬い表情で暮らしの保健室に来られました。

秋山先生と向き合っても硬い表情で鞄も下さず、帽子も脱がないで、カチコチです。

しばらくして、鞄より封筒を取り出しました。区役所のお知らせの文章です。

彼女はいつも区役所からくる封筒と違う色だったので、

「何かが未納になっているのではないか!」ととっても

不安になって相談に来たのでした。秋山先生が区役所に問い合わせてみると

ただの【お知らせの文書】であることがわかって、一気に安心され、

鞄をおろし、帽子をとり、にこっと笑顔になりました。

 

高齢者にとって、ただ、【いつもの色でない封筒】だった。

ということだけで、ドキドキして文章内容をしっかり読み取ることも出来なくて

そのうえ、自分が何か失敗したかと不安でいっぱいになって

暮らしの保健室にこられたのでした。

 

高齢になると、程度に差があれ、誰でも判断力が低下します。

暮らしの保健室がほんとうに頼れるところとして、住民に役立っています。

それで、まちの保健室の活動が全国に広がりをみせています。

都市でも、地方でも、高齢者世帯が増えるにつれて

ますます、必要になってくるサービスであると思います。

 

事業は補助金と多くの人の善意でなりたっています。

今のところ、「暮らしの保健室」のような活動は

医療保険、介護保険からの保険給付の対象になってないでしょう。

補助金がでたらいいほうでしょう。

財政面での課題が解決されて、あちらこちらに

「大人向け保健室」が出来たらいいのに!!

医療サービス、介護サービスとして確立できたらいいのになあと思います。

 

後半は

シンポジウム、4人のシンポジストが登壇されました。

奈良県のホスピスとがん医療を進める会 会長 浦嶋 偉晃氏

介護家族の気持ちを熱く語ってくださいました。

私たちケアマネージャーがご本人に寄り添うのは

当然のことでありますが、そのお世話をされているご家族への

援助の在り方、思いを寄せることの大切さ、

心配りを教えていただきました。

 

音羽観音寺 臨床宗教師  佐々木 慈瞳氏

「病気」になってそれを本人が意識して、はじめて

「病人」となるとのお言葉!

治そうと思って、医療の言うことを聞いて

「病人」だからと「病気」を背負っているんだ。

私たちは、日々命に接していることを忘れてはいけませんね。

お一人お一人の命にかかわった仕事であることを

誇りにも思い、生ききれるように力添えできれば

うれしいことと感じました。

 

奈良県在宅ホスピス支援センターひばり 介護支援専門員

森井 克裕氏

末期がんを専門とする奈良県在宅ホスピス支援センターひばりの

介護支援専門員として活躍中。

 

「お家で最後を。」の気持ちにこたえて

退院後の非常に短い期間での援助をされておられます。

「やっぱり、住み慣れた我が家で家族との時間を過ごしたい。」

それを、かなえてさしあげる姿勢に共感とリスペクトをいたしました。

 

お三人に加えて、秋山先生、明日香村国民健康保険診療所 武田先生が

加わって、テーマである

「縁を結ぶケアマネジメント」に添い対話がもたれました。

 

二日目は、分科会と進みました。

私も認知症部会に参加させていただきました。

いつも、ならケアマネ支援ネットでご一緒の松田哲子さんの発表の

Youtube動画をアップさせていただきます。

  

ブログ掲載にあたっては、皆様にご了解は頂いておりますが、

何分、拙文のためにお伝えしきれず、申し訳ないと思っております。

そして、あくまで私個人が理解できた範囲の内容で

それについてもご了承ください。

 

 

また、個々別にお会いさせて頂ける機会がございましたら、

より、深く濃い内容でお届けなおしたいと思っております。

 

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