生きがいのある社会にするために、すぐできる3つ

いきがい・助け合いサミット㏌大阪
全体シンポジウム

第一パネリスト
原 勝則 

2010年 内閣総務官
2012年 厚生労働省 老健局長
2014年の介護保険制度改革において、
自助と互助の取り組みによる地域づくりを推進するための
地域支援事業の改正等にかかわる。

1.発言要旨

新地域支援事業創設の考え方と経緯高齢化が進む中で
一人暮らしの増加が大きく問題化される。

一人暮らしでは、誰ともしゃべる人がいない。
誰とも接点がもてない孤立問題がある。

孤独死、孤立死の増加が考えられる。

特に一人暮らし高齢者においては男性が、
会話の少ない傾向が見られる。

介護予防と言う観念からも、生活支援サービス
並びに高齢者が社会参加できる仕組みの構築が
重要である

平成26年の医療介護一体改革について、
少子高齢化で増加し続ける医療、介護費用を
どう持続可能な制度にしていくかが議論された。

毎年、医療費や介護費は増加し続ける。
医療費においては0.6兆円
介護費については0.3~0.4兆円増加し続ける。

加えて生産年齢世代が減少する。
経済の低成長国家財政再建のため

医療費や介護費の財源のうち、
保険料や公的な負担増加がもう限界にきている。

サービスの利用者窓口負担の引き上げも
度重なる改正により大きくなっていて避けたい。

医療介護のサービスの効率化、不正不当な請求の排除への
努力を行っている。

介護医療一体改革で取り組んだ2つの事としては
医療サービスと介護サービスの連携を図る。

サービスの質の高効率化を図ること、

医療、介護費そのものを少なくする

そのためには健康づくりの増進を図るよう努めた。

 

今の介護保険制度で補い切れない部分を
新しい総合事業を創設と言うことでまかなおう
と言う取り組みを始めた

 

その1つに単身高齢者のみの世帯など地域で孤立する恐れのある
高齢者について介護保険サービスに加えて
配食サービスや見守りといった生活支援サービスを必要とされていた。

 

要支援状態と非該当を行き来する
軽度な人たちについてサービスを切れ目なく提供する観点から
予防給付と生活支援サービスを一体的に提供することが
効率的で効果的であると判断した。

 

そこで全国一律の給付方式には限界があり
市町村が地域の実情に応じてサービス提供ができる
事業方式が有効であろうとされた。

 

平成26年の介護保険改正で新しい総合事業を創設
平成29年4月までに予防給付の1部を、

新しい総合事業に移行させることを義務化した。

 

しかし市町村からは制度改革の趣旨目的は理解できる。
しかし少子高齢化、人口減少、人口流出、核家族化が進む
地域の中で地域の絆は年々弱くなっている。

こんな状況で住民に支え合わせるは難しいのではないか。

これはこんな難しい仕事を市町村に押し付けるな。と言う意見が出た。
しかし少数派ではあるが、やる気のある市町村長や職員は

地域の特色を生かした取り組みを行い全国に情報発信をするようになった。

自助互助の取り組みは地域づくりであり

新地域支援事業を創設の狙いとしては


生活支援と社会参加が一体化となった取り組みを行うこと。

それにより保険料の負担が増加が抑制できること

介護人材の確保、新地域支援事業を活用して地域づくりを行うことである。

2・この発言について、思う事

①市町村の職員の質が、実現に大きく作用する。
平成26年に改正されてから、29年の実施までに
2年の時間があったにかかわらず、わが町では
実施のギリギリ、H29年3月になるまで
整わなかった。県や国にやらされた渋々感がある。
担当職員が2~3年で入れ替わる。

②過疎地域では、人口が減少
すでに、地域が壊れてきている。
地域でのお祭りなどの行事の継続さえ困難

③価値観の違う人をうけいれる教育が必要
日本の教育は、サラリーマンをつくる教育である。
スペシャリストより、ジェネラリストを重んじる傾向がある。
労働の形態を多様化するためには、働き方そのものを変える必要もあり
今までの教育のありかたでは、大変。

おたがいの違いを認めることができないので
イジメあい寛容さは生まれてない。

このあたりから、改革しないと新しい地域つくりって難しい。

クレクレ坊主の国民から変わらないといけない。

もう、国はどんどん、なんでもくれないんだよ。

3.みんなの出来る事、地域つくり

①介護予防の体操教室や、子ども食堂などの支援をしてみよう。
なんなら、自分でたちあげよう。

②簡単な講習でヘルパーさんとして、地域のお年寄りの手助けが
できるようになったので、空き時間に、家事を手伝ってあげよう。

③地域のイベントに行ってみよう。新しい出会いがあるはず。
特に一人暮らしになった人は孤立の予防になります。

もう、だれかが何とかしてくれる時代は終わったようです。

自分の地域は自分で、素晴らしい街にするのが
いいみたいです。行政だのみではいい街ができるとも限らないですね。

次回は第二パネリストの発言をお伝えします。

第三パネリストの発言です。

関連記事はこちらから

 

親の介護、夫の介護、妻の介護
困ったときは、ご相談ください。

主任ケアマネージャー
14年のキャリアあり。
匿名でも、相談うけます。

 

コメント、お問い合わせで連絡ください。

 

介護職さんのお悩みもどうぞ

介護、看護専門職の転職サイト
非公開の募集も多数あります。
【ファーストナビ介護】


 


私は、加藤さんの動画サイトから考えを変えました。
これからも、同じように仕事することが、
ご利用者のためになるのでしょうか。

正しい知識をお知らせしたいのに
私が関われるご利用者には限りがあります。

インターネットを、利用できないだろうか。
もっと、たくさんの人の役になる方法はないだろうか

そして、行動を変えました。

ブログ、YouTube、Facebook、Twitter
つかえるツールはいっぱいあることに気づきました。

そこで、わたしのケアマネとして学んで得た知識を、
皆さんにシェアすることを、思いついたのです。

 

時代の流れは非常に速く、
今日の正解が明日には不正解になる時代です。

 

世間に疎いのは、自分の責任とされる時代です。

私は
加藤将太さんの、ビジネスが無料で学べるブログを紹介します。

私たちはビジネスと、介護の仕事をとらえたことがあったでしょうか。
マーケティングなんて思ったことがありましたか。

勉強してもう半年です。自分が何をしたいのか
すこしずつ、わかってきました。
もう引き返すことはありません。

広めることがマーケティング!
私の考える未来の介護とは!
世に問い、議論し広めることだと確信!
これは、今までにない概念でした。

このセミナーで気づかされたことです。

すべてに応用できます。

何かやってみよう。でも何からやるの!
迷っているより

未来を変えたいなら、ここをクリック

 

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

在宅介護をとりあげたコミック

取材をもとに書かれていて、リアルです。
一話に一度はウルウルしてしまう。
コミックだって立派な情報です。
参考になりますよ。

はっぴーえんど(1)【電子書籍】[ 魚戸おさむ ]

価格:594円
(2019/7/15 14:02時点)
感想(0件)

はっぴーえんど 全巻セット (1-6巻 最新刊)

価格:3,660円
(2019/7/15 14:05時点)
感想(0件)

 

 

 

 

 

Follow me!

生きがいのある社会にするために、すぐできる3つ” に対して4件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください