ガン薬物療法①

がん治療について、手術、薬物療法、放射線治療が三大治療とされていますが、
その治療方法の一番信頼のおける方法を、『ガン標準治療』って
医療界で言っていることをご存知ですか。

『ガン標準治療』って、数多くの臨床に基づいて、安全で効率よくガンを治す治療方法なんですが、
ネーミングが微妙ですよね。

素人の私たちは、

「えー。標準!そんなの嫌だよ。
最高、最新の治療でお願いしたいわ。」

「そんな、松、竹、梅、で言ったら、竹じゃーん。」

って思ってしまいます。

 

最近は本庶先生のノーベル賞の受賞で、
「ガン免疫療法」や

「CAR-T療法新薬キムリア」の医療保険適応など
ガン治療についての情報が流れています。

名前が華やかですね。

名前の派手さはないが実力派『ガン標準治療』をできるだけ、
解りやすくご説明できればと、
講演内容から、ピックアップし、
読みやすい平易な言葉をえらんで書いてみました。

令和元年5月26日に開かれた、

奈良県のホスピスとがん医療をすすめる会で

奈良県立医科大学付属病院 腫瘍センター
医学博士 神野 正敏 先生の講演を聞かせていただける
機会をいただきました。

 

「標準治療を行う。」とは何?

 

【標準治療】とは、そもそもどういう治療なのか。その真価

『科学的根拠に基づいた観点から、現在選択できる最善の治療法』

これが『標準治療』です。

ひとつずつ、詳しくお伝えしていきます。

 

 

抗がん剤の投与量やその強さ。を
今までの治療データから割り出しています。

そのデータにもとづいての治療です。

そのなかでも、抗がん剤の投与スケジュールは大切で
延長したり、薬をへらしたりすると完治が遅れます。

どの患者さんにおいても、薬が効きガンが治るには
計画的な投与がなりより必要です。

 

薬投与の間隔を維持すること、

スケジュールを守る事が大事です。

 

Aという抗がん剤より、Bという抗がん剤のほうが

効果が大きいというエビデンス(根拠)が出たら、Bを処方

BよりC薬は副作用が少ないという結果がでたら

Cを採用する。という風に、実証された治療の結果に基づいて

確率した療法が『標準療法』です。

 

また、がん部位別のデータによっても、5年生存率は上がっています。

抗がん剤といえば、副作用の強い薬で、

吐き気や口内炎でご飯が食べられないので、やせ細ってしまう。

といった、辛い治療というイメージがあります。

抗がん剤は、がん細胞を攻撃して死滅させる薬ですが、
がん細胞以外の細胞も傷つくために、副作用があります。

抗がん剤の副作用をおさえることも、研究され、

今では、吐き気をおさえる薬などを、症状があらわれる前から
処方することで、解決されています。

 

入院治療から

医学の進歩による抗がん剤治療の変化

入院治療から外来通院化学療法へのシフト

昔。昭和、平成初期
  • 何時間もかけて朝から晩まで点滴
  • 何日も何日も続く
  • 吐き気が強烈
  • 口内炎・下痢で水分も十分に摂れない。まして食事などとれない。
  • 職場に迷惑はかけられないと退職
  • 本人は告知されず。在宅で看るなんて無理
  • 家で急変されたら大変。入院していてほしい。
現在 満足度の高い通院ガン化学療法
  • 抗がん剤投与時間短縮のための工夫
  • 副作用に対する根拠ある支持療法の徹底、チームケア
  • 病名を告知、病状や今後の見通しを患者と共有
  • 緩和ケアチームによるサポート体制がある。
  • ソーシャルワーカーが関わって、地域の在宅の医師を確保する。
    緊急時に入院できる診療体制がある。

ガン治療は通院でできるようになり、それに伴って病院には、

日帰りで点滴をうけて帰るためのベッドや、リクライニングチェアが完備されるようになりました。

奈良県立医科大学病院では、このような通院用ベッドが平成25年に増床されています。

 

しかし、たった5年ほど前のことなので、一般の人には昔の
辛くて、苦しい抗がん剤の治療の記憶が強いのです。

 

ガン治療チームメンバーが基本的に共有しているのは次のマインド(精神)です。

 

  1. 検証された証拠(エビデンス)にもとづく医療

有効で安全性の高い治療を提供する。

2.その人らしさを尊重する。

患者さんの価値観、生き方に沿った治療計画や生活支援

3.療養環境、サポート体制の充実

必要な支援をつなぐことができる体制がある。

 

これまでの治療法は「一般的な患者」を想定して治療方法を決めましたが、

将来的にはより、遺伝子、環境、ライフスタイルに合わせて個人ごとの

違いを考慮して、予防や治療法が個々に確立するように進化します。

 

そして、手術ができない進行がんに対しても

平成23年当時より、現在のほうが効果をあげることができるようになってきています。

 

『標準治療』の意味をお分かりいただけたでしょうか。

臨床をふまえて確立された療法です。

ガンは、『標準治療』で治療できます。

 

最新の治療が、報道されます。

免疫療法、CAR-T細胞療法などですが、

【標準療法】で治癒しない。

または、再発した場合に適応される療法です。
そして、最新療法にはまだ確率されていない部分もあります。
免疫療法、CAR-T細胞療法など

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

最新治療について、お知らせする記事はこちらから

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

CAR-T細胞療法はこちらから

 

親の介護、夫の介護、妻の介護
困ったときは、ご相談ください。

 

介護のお悩み、お伺いいたします。

ご相談をコメント、お問い合わせでお受けします。

 

14年のキャリアあり。丁寧にお答えします。
(匿名でお受けいたします。)

 

Kaigoマイスターよっぴーで動画配信中です。
そちらもどうぞ!


 

毎日、外食が多い。濃い味付けが大好き!
高血圧にお悩みの方にお勧め情報

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


アフィリエイトASPのマネートラック

 

WordPressの登場で、一変するWeb作成
もう、高い費用をかけてプロにまかせる時代は終わりをつげました。

消費行動の変化によって、医療を含むすべてのサービスは検索され
消費者はその中から、自分にあったサービスを選ぶようになりました。
歩きながら、スマートフォンで大量の情報を得ることが出来る時代!
ホームページをあなたの手で思うようにつくれます。

「ホームページもない。」ということは、
「信頼もない。」「信用もない。」ことに気がついてください。

高性能 医療機関に特化したテーマです。

病院・医療機関向け 高機能テーマ

病院・医療機関向け 高機能テーマ

 

私は、加藤さんの動画サイトから考えを変えました。
これからも、同じように仕事することが、
ご利用者のためになるのでしょうか。

正しい知識をお知らせしたいのに
私が関われるご利用者には限りがあります。

インターネットを、利用できないだろうか。
もっと、たくさんの人の役になる方法はないだろうか

そして、行動を変えました。

ブログ、YouTube、Facebook、Twitter
つかえるツールはいっぱいあることに気づきました。

そこで、わたしのケアマネとして学んで得た知識を、
皆さんにシェアすることを、思いついたのです。

 

時代の流れは非常に速く、
今日の正解が明日には不正解になる時代です。

 

世間に疎いのは、自分の責任とされる時代です。

私は
加藤将太さんの、ビジネスが無料で学べるブログを紹介します。

私たちはビジネスと、介護の仕事をとらえたことがあったでしょうか。
マーケティングなんて思ったことがありましたか。

勉強してもう半年です。自分が何をしたいのか
すこしずつ、わかってきました。
もう引き返すことはありません。

広めることがマーケティング!
私の考える未来の介護とは!
世に問い、議論し広めることだと確信!
これは、今までにない概念でした。

このセミナーで気づかされたことです。

すべてに応用できます。

何かやってみよう。でも何からやるの!
迷っているより

未来を変えたいなら、ここをクリック

 

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

Follow me!

ガン薬物療法①” に対して4件のコメントがあります。

  1. うめ より:

    私もそう思っていま母達の介護中は抗抗がん剤がいるよなって。
    今は、こんなに治療法も良くなったのですね。
    よっぴーさんのブログで驚きと少しでも当事者の方々が最良の治療を受けられるようにです。
    よっぴーさんのお仕事は世のため人のためになって素晴らしいです。

    1. yoppi より:

      うめさん、訪問有難うございます。ガン治療は、ここ数年で格段に進歩したとのことです。もっと免疫療法も進歩してくるでしょうし、ひとりひとりの身体にあわせて治療方法が変わるようになってくるらしいです。がんは外からきた病原菌などでおきる病気でなく、自分の身体の細胞が異変をおこす病気なので、個々にガン細胞もちがうのがあたりまえといえばそうでしょうね。そんな勉強会に行く機会が多い仕事ですので、優良な情報があれば、また報告しますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

次の記事

ガン薬物療法②