超超・高齢化社会の避けられない3つの問題

高齢化社会に日本がなっているということは
よくテレビでも聞くことばですね。

じつは日本は高齢化社会ではないんです。

日本の高齢化率は全国平均で28%です。

これは、高齢化社会ではなく、
超超高齢化社会というのです。
【ファーストナビ介護】

 

奈良県橿原市の元薬師寺跡の風景と一緒に、
YouTube版を用意しました。

なごみになればうれしいです。あわせてご覧ください。

 

H30年 人口ピラミッド

ちなみに超高齢化社会は21%〜28%の高齢化率を指します。

それ以上の超超高齢化社会なのが日本です。

英語で超高齢化社会
スーパー・ハイエイジド・ソサイアティという言葉があります。

 

超超高齢化社会に該当する英語はまだ作られてなくて、
ウルトラ・ハイエイジド・ソサイアティという言葉を
日本が提案しているほど、世界でも例のない高齢者の
人口割合が多い国なのです。

 

首都圏で、16キロ圏内には930万人が住んでいます。
そのうち75歳以上の後期高齢者は100万人です。
100万人はほぼ京都市の人口です。

 

地方では深刻です。高齢化率が50%に近い地域もあります。
こうなると、60歳の私などは
「あんた、わかいねぇ。」と言われて
現役続行中です。

 

高齢化は進んで行き2060年には、
高齢化率40%
そのうち前期高齢者13%、
後期高齢者27%、13%が子供
働いている人が47%になります。

 

 

高齢者、未成年もいるので
働いている人ほぼ一人で一人を支える社会です。

 

結構、大変な社会と想像できます。

 

1、社会保障費の問題

 

当然ながら
年金、介護、医療などの社会保障費が増えていきます。

 

2025年には、社会保障費は140兆円に達します。
国の税収が60兆円ですから、
いかに大きな金額かがわかります。

 

もちろん、税金以外に介護保険料
年金や健康保険料も使ってのことですが、

 

足りない分は、国債の発行に頼るしかありません。
将来の子孫に残すことになります。
借金をしているということですね。

 

日本では75歳以上の高齢者を
後期高齢者という言葉をつかっていますが、
75歳を過ぎると急速に衰弱するようになります。

 

要介護認定率や認知症の発症率が高くなっていきます。
入院も増えてきます。

 

それで、国は、75歳以上を別のグループとして考えることにしました。

 

医療費についても、75歳以上の後期高齢者は、
全人口の13%になるのですが、

 

国民医療費の35%をつかっています。

 

70歳以上では50%の医療費を使っています。

総医療費の半分は高齢者が使っています。

 

2、介護人材の問題

介護についても、問題があります。

ヘルパーさんなどの介護職が、
2016年から2020年には26万人、
2025年には29万人足りなくなり
全部で55万人足りなくなります。

 

京都市の人口の約半分。
職業でいうと、
全国の警察官30万人と全国の郵便局員30万人を
あわせた人数が足りないということです。

警察官と郵便局員を足した人数が足りない。

働く人がどんどん減っていくなかで、
どれくらい大変かお分りでしょう。

 

今でも、職員不足で建物は建ったがオープンできない。
職員数が法で決められている人数を確保できなくて
廃業する施設があらわれています。

 

3、認知症の高齢者が増える問題

高齢者の中の認知症の割合も増えます。
2060年には高齢者の34%が認知症を発症します。

 

高齢化率が40%になっていますので、
その34%が認知症ということは、
7人に1人が、なんらかの認知機能に問題ある
社会になっています。

 

2060年には

今、45歳の人が高齢者になっています。
街には高齢で認知症の人がたくさん歩いている。
という状態になっています。

 

7人に1人の割合でいる、認知症高齢者を
全部老人ホームや、グループホームに
入所させることができるでしょうか。

 

現実的でないでしょう。

 

4、まとめ

今、高齢者の問題など、自分達には関わりない。と
考えるのは間違っています。
これから起こる問題である。という事です。
明らかに、このままでは深刻化します。

 

高齢でも安心して暮らせる社会を実現させることは、
今、働き盛りの人たちが直面する問題であるのです。

 

社会保障費で借金を増やし続けてもいいのでしょうか。

 

生産人口が減る中で、介護職を確保できるでしょうか。

 

認知機能が低下したら、街で暮らせるのでしょうか。

 

今までは、医療と介護を拡充することで
この問題を解決できるとして、お金や労力を集めていました。

 

介護や医療サービスを整えてきましたが、
しかし、それではいけないことがなんとなくわかってきました。

 

入院や入所といった
介護や医療で、自分達が幸せであるのかも、疑わしくなってきました。

 

なにかを変えていく時期にきています。
みんなで真剣に考えて変えていく時にきています。

 

高齢になって、認知症になっても
ウロウロ徘徊しても、安心で、大丈夫な社会をつくるため。
自分の老後という未来のために人ごとにしてはいけません。

 

気付いてほしいのは、
今、介護でしんどい人だけの問題でないということです。
将来の自分の問題としてとらえて、考える姿勢です。

 

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