熱中症についての5W1H

 

暑さのせいで、

熱中症をおこして、命にかかわる事例が
毎年のように報告されます。

5月から9月に一番おおく発生します。
秋口の熱中症は夏の疲れもあり
重症化しやすいので、注意しましょう。

 

私の身近でも、毎年、救急搬送するような事が
おきるようになってきました。

 

熱中症について詳しく知っていれば
未然に防ぐことができるようになります。

 

熱中症は注意することで簡単に予防できます。

 

熱中症が発症するメカニズム、対処法をまとめました。

【参考文献:環境庁 熱中症環境保健マニュアル2018】

 

動画にまとめてみました。

1.What 熱中症って

 

高温により体温調節ができなくなり、バランスをくずします。

 

人は36℃から37℃の間で体温を保っている
恒温動物です。体温を平熱に保つために、汗をかき
汗が蒸発する気化熱で体温を下げようとします。

 

汗を大量にかいて,水分や塩分など電解質を失って
脱水状態におちいります。汗をつくる水分が足りなくて

熱を作ることと、体外に熱を放散することの

バランスがくずれて、体温が急上昇する状態を
熱中症といいます。

ですから、気温が高くリスクの大きい環境でも
体温の調節機能が充分であれば、

熱中症は発症しません。

 

まずは、脱水状態をさけましょう。

 

2.Who リスクの高い人は

 

調節がうまくできない、幼児や高齢者は
リスクが高いと思ってまちがいないです。

いつもデスクワークのお父さん
夏休みのキャンプで、ビール飲んでたら
アブナイですよ。

ビールなどの酒類は排尿がふえて
かえって脱水になり、リスクがあがります。

 

普段に汗の掻かない環境で生活していると、
暑さに馴染めません。

 

体内の中の熱は、皮膚のそばの毛細血管を
ひろげて、そこで熱を放散します。

 

暑いと、皮膚が赤くなったりするのは、
毛細血管をひろげて、熱を逃がしているからです。

 

また、汗をかくことで気化熱を発生させて
身体を冷やしています。

 

しかし、気温が高いと、皮膚面からなかなか熱が
逃げなくなり、血液が皮膚面にばかりかたより、

体内から熱を運ぶ血液が不足します。

 

汗で水分、塩分がたくさん失われると、
筋肉や脳、肝臓、腎臓等に十分血液が
いきわたらないため、筋肉がこむら返りを起こしたり、

意識がボーっとして意識を失ったり、

肝臓や腎臓の機能に障害が起きたりします。

 

また、熱 ( 高温 ) そのものも各臓器の働きを悪化させます。

さらに知っておきたいことは、心臓疾患、糖尿病、精神神経疾患、
広範囲の皮膚疾患等も「体温調節」が下手になる要因です。

 

 

心臓疾患や高血圧等で処方されている薬剤や飲酒も自律神経に

影響をしたり、脱水になりやすいので気を付けましょう。

 

 

3.When どんな時にリスクがあるの。

 

総務省消防庁報告データによると、

全国で6月から9月の期間に、熱中症で救急搬送された方は、
暑い夏と なった2010年は56,119人、

2013年は58,729人で、

年齢層別では65歳以上の高齢者が最も多いです。

 

東京都および主な政令指定都市の

2000年から 2015年までの救急搬送された熱中症患者数を示しました。

熱中症患者 の発生は、高温の日数が多い年や

異常に高い気温の日が出現すると発生が増加し、

特に2010年以降、大きく増加しています。

 

4.Where どこにリスクがあるの。

 

熱中症の発生場所は年齢により特徴があり、

 

7~18歳は、戸外での運動中

20~30歳は、勤務中

60歳以上になると、自宅内での発生が多くなっています。

 

学校の終業式や始業式の体育館で、
熱中症が発生したこともあります。

暑くて風のとおりの悪いところも危険です。

厚生労働省人口動態統計では、

男性では0~4歳、50 ~54歳および80~84歳を中心

とする年齢層で多く、

 

女性で は0~4歳と80~84歳を中心と する年齢層で

多くなっています。

 

5.Why どんな行動がリスクかな。

 

年齢層ごとの発生は

15~19歳 はスポーツ、

30~59歳は労働、

65歳以上は日常生活での発生が多いです。

 

0~4歳は 45年間で288件であり

そのうち0 歳が158件(55%)で

自動車に閉じ込められた等の事故です。

 

近年は男性の死亡数も女性と同様に
80~84歳を中心と した分布になっており、

 

熱中症死亡総数に占める65歳以上の割合は、

1995年は54%でしたが、
2008年は72%、
2015年は 81%と、

高齢者の割合が急増しています。

 

高齢者の人口がふえるにつれ

生活習慣病に罹患していてハイリスクになる人も

増加してきます。

 

 

6.How  熱中症をさけるために

 

地球温暖化の影響で
気候が変動し、35℃を超える猛暑日が多くなり、

また、夜間になっても
気温が下がらない、熱帯夜が増えてきています。

 

若い世代においては、

日中の活動時に高温にさらされないような
工夫が必要となってきました。

 

スポーツ時や、労働時の発症を
警戒してください。

水分、塩分を補給してから行動しましょう。

 

乳幼児を車内にとりのこしたために、

悲惨な事故がおこっています。

短時間でも、車内は高温になります。

 

くれぐれも、閉じ込めによる事故がないように、
大人が注意しましょう。

 

 

高齢者は日常生活のなかでも

熱中症を発生させてしまいます。

 

常に脱水症状ぎみですし、お薬の加減や
既往症で熱中症をおこしやすい状態です。

 

エアコンなどを上手に利用して、
生活空間の環境を整えてください。

 

足腰が冷たいといって、夏場もエアコンを
使わない高齢者もいますが、

風向きなどを工夫して調整しましょう。

 

夜間も気温が下がらず、熱帯夜や蒸し暑いときは

寝ている間に、

熱中症になってしまうことがあります。

用心してください。

 

環境省 熱中症予防情報メール

http://www.wbgt.env.go.jp/mail_service.php

 

を活用しましょう。登録すれば無料でメールを受け取れます。
熱中症の危険レベルを配信してくれます。

(通信料は負担ください。)

 

警戒レベルにあわせた行動をすれば

かなりのリスクは軽減されます。

 

脱水症は熱中症の原因となります。

 

脱水症についての記事はこちらです。

熱中症が発生したときの対処法です。

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